W杯ロシア大会を控えた日本代表は4日、事前合宿地のオーストリア・インスブルック郊外のゼーフェルトで午前、午後の2部練習を行った。午後練習では4-2-3-1の布陣で戦術練習に取り組み、西野体制では初となる4バックを採用した。
ゲーム形式での実戦練習では、MF原口元気=デュッセルドルフ=が得点を決めてアピールした。主力組の右サイドに入った3本目。右サイドでパスを受けると、中央に切り込んで左足でシュート。このゴールが紅白戦を通じて唯一の得点となった。
本職の左サイドだけではなく「求められたものを表現できるのが僕の強み」と話していたドリブラーが、存在感を放っていた。