W杯ロシア大会を控えた日本代表は4日、事前合宿地のオーストリア・インスブルック郊外のゼーフェルトで午前、午後の2部練習を行った。午後練習では4-2-3-1の布陣で戦術練習に取り組み、西野体制では初となる4バックを採用した。ピッチを少し狭めた11対11の紅白戦で、MF宇佐美貴史(26)=デュッセルドルフ=は主力組に入り、4-2-3-1の2列目左に配置された。
宇佐美は主力組の左ボランチを務めたMF大島について「同じサッカー観というか、そんなに違わないなと思う。僚太とやりにくい選手はいない」と、連係に大きな手応えを感じている。
2人は左サイドを中心に小気味よくパスを交換。「自分のイメージでつないでいくというより、選手の状況を見ながら気持ち良くプレーさせるように気を配ってやるボランチの選手だと思う。前の選手でやりにくさを感じる選手はいない」と、宇佐美の賛辞がやむことはなかった。