W杯日本と対戦のセネガル、格下相手にドロー マネ温存も攻撃陣不安

 「国際親善試合、ルクセンブルク0-0セネガル」(31日、ルクセンブルク)

 サッカーのW杯1次リーグH組で日本と対戦するセネガルは5月31日、敵地でルクセンブルクと国際親善試合を行い、0-0で引き分けた。26日の欧州チャンピオンズリーグ決勝に出場したエースFWマネ(リバプール)はベンチ入りしなかった。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング28位のセネガルは、同83位の相手に対して主導権を握ったが決定力を欠いた。

 セネガルが攻撃陣への不安を露呈した。エースのマネを温存したとはいえ、W杯に出場しない格下のルクセンブルクから1点も奪えず。ただ主に守備的MFでプレーするクヤテ主将をセンターバックで起用し、後半に6人を交代するなどテストの意味合いも強く、シセ監督は「選手やシステムを試すことができた」と前向きだった。

 代表23人を発表して2週間がたち、フランスで合宿を張るチームはいい緊張感に包まれている。日本がガーナに0-2で敗れたことを受けても、指揮官は「映像は見ていないが、W杯に出るということは質の高いチームということだ」と警戒。クヤテ主将は「日本はいいチームだから難しい試合になるが、まず大事なのは初戦」と、ポーランド戦を見据えて冷静に話した。

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