ハリル監督、過密日程をチクリ

 「天皇杯・決勝、G大阪2-1浦和」(1日、味の素スタジアム)

 G大阪が2連覇となる5度目の優勝を果たした。FWパトリックが2得点で勝利に貢献した。ナビスコ杯では決勝で鹿島に、リーグ戦では広島に優勝をさらわれたが、昨年の3冠王者が2015年度最後のタイトルをものにした。

 試合を視察した日本代表のハリルホジッチ監督は「明けましておめでとうございます。16年は15年より、良い年にしたい」と笑顔であいさつ。試合の感想については「おもしろい試合だった。G大阪が勝利にふさわしいチームだったと思う」と口にした上で「選手たちが疲労しているとも感じた。お客さんも入って良い雰囲気だったので、もっと質の高いものが出せたのではないかと思う」と大会終盤の過密日程をチクリとやった。

 今季の最終戦まで視察を続けた指揮官は、2日にフランスへと帰国。「まずは家族と過ごして少し休んだ後、2月から欧州内で多くの日本人選手とディスカッションを持ちたいと思う。何人かの選手には昨年よりもスペシャルなものを求めるつもりです。そして新しい選手も2~3人は見たいと思う」。わずかな休息をはさみ、J開幕の2月下旬まで精力的に動き回るつもりだ。

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