サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６４）が７日、成田空港からフランスへ帰国する前に来年６月１０日から７月１０日までフランスで開催される欧州選手権を視察する考えを明らかにした。同選手権の組み合わせ抽選会（１２日、パリ）では抽選役を務める。

　ハリルホジッチ監督は「欧州選手権とＷ杯は一番レベルの高い大会。必ず行くようにする。欧州の変化についていきたいからだ」と視察の理由を語った。来年５月３０日～６月７日の国際Ａマッチデー期間終了後に母国を訪れるとみられる。

　自身のくじ運については「くじ運があるとは思えない」。来年に予定されている「（Ｗ杯アジア）最終予選の抽選の方が気になる」と本音を漏らした。

　１５日にも再来日するが、自宅のあるリールで家族と過ごす予定だ。香川が出場予定の欧州リーグ・ドルトムント－ＰＡＯＫ戦（日本時間１１日早朝）を視察する可能性もある。