香川、ハリル監督求める“決闘”に自信

 「ロシアW杯アジア2次予選、シンガポール-日本」(12日、シンガポール)

 サッカー日本代表は10日、シンガポール市内で冒頭15分間を除く非公開練習で、戦術を確認した。この日からMF香川真司(26)=ドルトムント=とDF長友佑都(29)=インテル・ミラノ=が合流し、全23選手がそろった。8日のシャルケ戦でゴールを決めるなど好調の香川は、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が選手に求めるデュエル(決闘の意)にも自信を示した。

 充実度合いが表情からにじみ出る。10日早朝、シンガポール国際空港に降り立った香川の顔は晴れやかだった。

 ハリルホジッチ監督が求めるデュエルの準備はできている。長らく、香川にとって弱点と指摘され続けていたフィジカル面。代表メンバー発表時には、指揮官も「フィジカルはモンスターではない」と語っていた。だが「1対1の強さは良くなっていると思う」と語るなど、改善に手応えをつかんでいる。

 今季からクラブを率いるトゥヘル監督の指導の下で、食事や栄養面からの肉体改造にアプローチした。1得点を挙げたシャルケ戦でも両軍最多の12・8キロを走破。競り合いでも19回勝利と対人面でも強さを見せつけた。

 ゴールが求められるシンガポール戦に向けて「練習時間は短いが、ゴールのイメージを共有したい」と語る。宿舎入り後はDF長友とエスプレッソを片手に「朝ミーティング」。非公開練習で入念にも戦術を確認した。「チャンスをつくり、そのチャンスを決める」。背番号10が難敵相手に存在感を放つ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

日本代表バックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス