手倉森監督3・11への意気込み示す

 「国際親善試合、U22日本-U22ミャンマー」(11日、フクアリ)

 16年リオデジャネイロ五輪出場を目指す、サッカーのU-22日本代表は9日、U-22ミャンマー代表との国際親善試合(11日・フクアリ)に向けて千葉県内で合宿をスタートした。手倉森誠監督(47)は、東日本大震災から4年を迎える日の開催に、被災地と日本サッカー界の「2つの希望になりたい」と意気込みを示した。チームは今月下旬、五輪アジア1次予選を兼ねるU-23アジア選手権予選(マレーシア)に臨む。

 就任13戦目で初めてとなる国内での試合。手倉森ジャパンの“日本お披露目”へ、指揮官は「われわれが2つの希望になる」と気合をみなぎらせた。

 1つめの希望は、日本サッカーの未来に向けて。各世代がアジアで敗れているだけに「(リオ世代が)希望を示す必要がある。チームとしても『この代表が何をしようとしているのか』は示したい」とミャンマー戦を見据える。

 2つめの希望は、東北などの被災地に向けてだ。3・11に迎える一戦に「スポーツで被災地に明るいニュースを届けたい」と語る。練習前には、選手たちに対しても3・11に試合をする意義を説明した。

 「選手たちも張り切って、意欲を注いでほしい」。手倉森監督が期待する若武者たちは、光を放てるか。

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