サッカーJ1の横浜Mは、2004年にJリーグ初という知的障害者チーム「横浜Mフトゥーロ」を創設し、活動を続けてきた。担当者の水上大輔さん(45)は、地域に支えられるクラブとして「障害のあるなしは関係ない。誰もがサッカーを楽しめる環境をつくる」との使命感を口にする。
大場巧監督(44)は「サッカーが自立を助け、社会へつながる。そこに意味がある」と語る。チームには中学生から50代まで男女約130人が所属し、月に6~8回ほど活動。18年からは横浜市社会人リーグに登録して試合をしている。最初は家族に連れられて練習に来ていた選手が徐々に自分一人で来られるようになり、さらに選手同士で試合会場へ電車移動ができるようになることも。
12歳から横浜Mフトゥーロでプレーする主将の小林佑平さん(27)は「生活の一部。自分を成長させてくれる場所」と感謝する。今年5月と9月にはJリーグの水戸戦の前座試合として、両チームが運営する知的障害者チームが対戦。大きな声援を受けた。