「天皇杯・3回戦、横浜M2-1京産大」(7日、日産スタジアム)
京産大は前半35分にMF福永裕也(21)のゴールで先制するも、後半14分の一発退場が響いて逆転負けを喫した。試合終了後には京産大の応援団にとどまらず、横浜Mのゴール裏サポーターから健闘をたたえる拍手が沸き起こった。
整列後、横浜Mのゴール裏に駆け寄った京産大イレブンにスタジアム全体から大きな拍手が降り注いだ。異例ともいえる光景。苦しめられた相手に対する敬意の表れだった。
0-0で迎えた前半35分、エリア左奥に進入したJ1水戸内定のMF末谷が中央へ折り返すと、福永が落ち着いて左足を振り抜きネットを揺らした。ほぼ主力組で臨んできた横浜M相手に先制。横浜Mに日本代表活動直後のFW谷村を後半開始からたまらず出場させた。
だが、後半13分に再三の好プレーを見せていたJ1清水内定のDF小野成夢がゴール前に抜け出したDFキニョーネスを倒してしまい痛恨の一発退場。直後のFKを直接仕留められると、同23分にも失点を重ね、数的不利となってから9分で逆転を許した。
京産大は同杯2回戦でJ1水戸を2-0で破り、Jクラブをのぞいて唯一勝ち残っていた。U-21日本代表でアジア大会に出場したMF福永裕也のほか、多くのプロ加入内定選手を擁するタレント軍団。DF小野成夢(J1清水内定)、滝口晴斗(J3FC大阪内定)、MF伊藤翼(J2徳島内定)、MF末谷誓梧(J1水戸内定)がこの日のスタメンに名を連ねた。京産大は昨年の天皇杯2回戦でもJ1町田に先制。その後逆転負けを喫しており、2年連続の悔しい敗退となった。