「JリーグオールスターDAZNカップ5位決定戦、J2・J3東B2-0J2・J3西A」(13日、MUFG国立)
Jリーグのオールスターとして17年ぶりに開催され、J3福島の元日本代表FW三浦知良(59)が「J2・J3東B」で出場した。1993年に初代オールスターMVPにも輝いているキングは、自身としても2007年以来19年ぶり史上最多10度目の祭典で2試合に出場し、背番号「11」で計20分プレー。5位決定戦では槙野智章監督(38)とともに途中出場し、ヘディングシュートを放つなど見せ場をつくった。
国立競技場がどよめいた。残り時間6分となったところで、ベンチのカズとともに槙野監督が背番号5のユニホーム姿でピッチに向かい、2人そろって途中出場し、2トップを結成した。カズは右からのクロスに頭を合わせたり、得意のシザーズを見せるなど魅了。一方、槙野も終盤に豪快なオーバーヘッドキックを狙うなどサポーターを驚かせた。
カズはヘディングシュートの場面について「なかなか難しいクロスではあったが、その場面に自分がいることが大事」と振り返った。また、異例となる槙野との競演については「監督がああいう形で出場するのは、なかなか珍しいというか、あり得ないことだなと(笑)。槙野監督らしいといえばらしいし、『最後に僕と一緒にプレーしてください』と(打診が)あったので」と笑いつつ、「出る以上、2-0だったので『絶対にここで(逆転されて)負けたらいけない』と2人で話していた。勝って終われて良かった」と胸をなで下ろした。
1回戦の「J2・J3東A」戦はスターティングメンバーとして出場。シュート機会はつくれなかったが、激しい競り合いを見せるなど、14分間のプレーで沸かせた。
試合前のセレモニーでは、Jリーグ元年の1993年のオールスターに出場したラモス瑠偉氏(69)、武田修宏氏(59)、柱谷哲二氏(61)、木村和司氏(69)らOBも集まった。今も現役としてプレーしている59歳は「OBから現役までが集まって交流できるのは大きなこと。自分自身、普段話しをできない選手とスタッフと交流できた。オールスターを経験して、いろんなところに力をつなげていける場だと実感している」と語った。
◆オールスターDAZNカップ Jリーグ所属選手によるオールスター戦としては2009年以来17年ぶりに開催され、J2、J3クラブを含む全60クラブが対象となるのは初めてとなる。地域ごとに編成された6チームによる1DAYトーナメント方式で実施され、試合は前後半なしの30分制(3位・5位決定戦は20分制)で、全7試合が行われる。