なでしこジャパンの新監督に狩野倫久氏が就任 コーチから昇格 4月にニールセン前監督が電撃退任

 日本サッカー協会(JFA)は14日、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の新監督として、狩野倫久氏(49)が就任すると発表した。前任のニルス・ニールセン体制ではコーチを務めており、昇格となる。この日の理事会で承認された。

 日本協会は4月の米国遠征直前にニールセン監督の電撃退任を発表。同日の記者会見で佐々木則夫女子ナショナルチームダイレクターは「日本人が指揮した方がいいのではないか」と新監督選定の方向性を示していた。

 狩野氏は米国との3連戦を指揮し1勝2敗。佐々木氏は「本当にいいアプローチをしてくれた」と一定の評価を示していた。

 JFAを通じて発表された狩野新監督のコメントは以下の通り。

 「なでしこジャパンの新監督にご指名いただき、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。近年、世界の女子サッカー界は目覚ましい発展と進歩を遂げています。競技レベルは年々向上し、インテンシティが高く、スピードやパワーといった高いアスリート能力に加え、ピッチでは高度なチーム戦術を用いての攻防が世界のスタンダードとなり、戦術理解度もより一層求められる時代となりました。世界の頂点に立つためには、これまで積み上げてきたなでしこジャパンの強みである攻守における連動性や献身性をさらに磨きながらも、攻守での1対1の局面や、一つ一つの球際でのバトルに勝ち切る強さ、チーム・グループにおける個をさらに上げていく必要があると感じています。攻守ともにアグレッシブにタフで逞しく躍動するなでしこジャパンの姿をピッチでお見せし、ファンやサポーターの皆さまが「もう一度見たい」、「応援したい」と思っていただけるよう全力で努めます。私は、今の日本の女子選手たちには大きな可能性があると信じています。なでしこジャパンの監督として、世界一奪還を目指すとともに、日本国内でも女子サッカーがさらに盛り上がるよう、日本女子サッカー界全体の発展に貢献できるよう誠心誠意取り組んでまいります」

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