町田惜敗 初出場でアジア頂点逃す 相手FW頭突き退場も優位生かせず 黒田監督「近いようで遠い1点」

 「ACLE・決勝、町田0-1アルアハリ」(25日、サウジアラビア・ジッダ)

 初出場の町田は延長の末に前回優勝のアルアハリ(サウジアラビア)に0-1で敗れた。押し込まれながらも耐え、後半に相手が退場者を出して優位に立ったものの、攻め手を欠いた。延長前半に失点し、反撃は実らなかった。日本勢は3大会連続で中東のクラブに決勝で屈した。準優勝の賞金は400万ドル(約6億4千万円)。

 表彰式で歓喜に沸く相手をぼうぜんと見つめる町田の選手たち。アジアの頂点まであと一歩届かなかった。0-0の延長前半に決勝ラウンド初失点。反撃は及ばず、黒田剛監督は「近いようで遠い1点だった」と悔やんだ。

 勝機はあった。劣勢でも無失点で耐え続け、指揮官の美学である「一本中の一本」を決め切る展開に持ち込んだ。後半24分には小競り合いから相手選手がFWイエンギに頭突きを見舞い一発退場。数的優位に立ちながらも、MF相馬を軸とした攻撃は最後まで決め手を欠き、ネットを揺らせなかった。

 それでも初出場で準優勝の躍進。J1未経験だった23年から、わずか4季でアジア2位まで駆け上がった。3年間で約50人の選手を入れ替え、契約が残る選手を抱えながらも補強を進めた異例の強化。クラブ全体が勝利に集中する体制がその急成長を支えた。

 強化を担う原靖フットボールダイレクターは「他のクラブでは絶対に起こり得ない」と実感を込める。間違いなく「町田」の名はアジアにとどろいた。あとは頂点との差をどう埋めるか。次の戦いが始まる。

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