W杯ベースキャンプ地「絞れている」 ダラス近辺から選択か 未確定も山本技術委が現状説明

 日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクター兼技術委員長(67)が8日、都内で行われた技術委員会後に取材に応じた。1次リーグの組み合わせが決まった来年のW杯北中米3カ国大会における日本代表のベースキャンプ地選定について「何も決まっていない。多くの候補地からはある程度絞れていると思う」と現状を説明した。

 オランダとの初戦は米テキサス州ダラス、チュニジアとの第2戦はメキシコのモンテレイで行い、欧州プレーオフ勝者との第3戦は再びダラスの会場となる。一般的には2戦目への往復移動のみで済む、ダラス近辺のキャンプ候補地から選択すると考えられるが、決定には国際サッカー連盟(FIFA)との交渉を挟むといい「まずは落ち着いて、今までの準備を生かしたい」と話すにとどめた。

 2会場とも標高は約600メートル以下で、懸念されていた1000メートル越えの高地は回避。だが、6月の平均最高気温は約30度で「ポイントは暑さ」と見据える。想定スタッフ数はカタールW杯時の「1・5倍のマンパワー」という。選手のコンディション作りを最優先に選定作業を進めていく。

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