神戸 降格決定新潟と痛恨ドロー 大迫2発もリード守れず 3連覇へ残り3節、首位鹿島と5差まま

 「明治安田J1、新潟2-2神戸」(26日、デンカビッグスワンスタジアム)

 神戸は既にJ2降格が確定した新潟と2-2で引き分けた。FW大迫勇也(35)の2得点で先行しながら後半に追い付かれ、勝ち点62で首位鹿島と5差の4位。湘南は福岡に0-1で敗れて勝ち点26から伸ばせず、残り3節で同37の17位横浜Mを上回れなくなり、降格圏の18位以下が確定してJ2降格が決まった。福岡はJ1残留が決まった。

 リーグ3連覇が遠のく、痛恨の引き分けだ。神戸は2点を先行しながら、J2降格が決まっている新潟に追い付かれ、3戦勝ちなし。吉田監督は「勝たないといけない試合だったし、勝てる試合だった」と声を絞り出した。

 エースの大迫が2点を決める最高の流れだった。だが、リードしても追加点を狙って前掛かりとなり、背後へのボールに苦しんだ。後半29分、45分と相手に抜け出される形で失点。MF扇原は「(上位との)得失点差も気にしていたし、追加点のことを頭に入れ過ぎていた。2-0の試合運びでなかった」と反省した。

 連覇した昨季とは対照的に、シーズン終盤での取りこぼしが目立つ。首位鹿島とは、残り3節で勝ち点5差。主将のDF山川は「チームとしての力不足。ただ、それを言っても仕方がないので、少しでも可能性を高めるために3勝する」と、全勝を見据えて修正を誓った。

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