ブラジル 日本戦は「実験」韓国戦からメンバーの一変を示唆 その上で不敗「続けさせてもらう」
ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督(66)とMFブルーノ・ギマランイス(27)=ニューカッスル=が13日、日本代表戦(14日、味の素スタジアム)に向けた前日会見に試合会場で臨んだ。アンチェロッティ監督は「もちろんめざすものは最善の準備をして、最高のパフォーマンスをもって次のW杯を優勝すること」と語った。
アンチェロッティ監督は、5-0と圧勝した10日の韓国との国際親善試合からメンバーを一変させる可能性を示唆した。
欧州欧州5大リーグで優勝経験がある名将は、W杯に向けて「11月まで実験をしていく。もちろん明日もその一つ。そして(来年)3月の試合を終え、最終的なリストを固めたい」と明かした。ただ、日本戦不敗をおろそかにはしない。不動のレギュラーで、東京五輪金メダルのMFギマランイス(ニューカッスル)は「申し訳ないが、この記録は続けさせてもらう」と、指揮官の気持ちを代弁した。
苦戦の南米予選途中に就任し、イタリア出身らしい鉄壁の守りで立て直した。過去に自国以外の指揮官によるW杯優勝がない懸念を「物事にはすべて初めて、がある」と一蹴した。故障から復帰したネイマール(サントス)の代表入りにも「状態さえ良ければ、問題なく入る」と言及。王国が再び頂点に立つため、日本戦でさらなる最適解を探す。



