サッカー日本代表は12日、千葉市内で国際親善試合のブラジル戦(14日、味の素スタジアム)に向けて大部分を非公開として調整を行った。ケガでの離脱が発表されたFW前田大然(27)=セルティック=を除く25人全員がピッチで練習。一度も勝ったことがないブラジル戦へ、DF長友佑都(39)=FC東京=は「世界トップクラスのチームだというのは間違いないとは思うけど、最強ではない」と強気に思いを語った。
最年長のベテランは王国相手にもビビらない。ブラジルとは過去4度、ピッチで対峙(たいじ)。FWネイマール、DFマルセロ、ダニエウアウベスら名選手の名を口にしながら「僕が今まで見てきた、やってきたブラジルの方が強いんじゃないかなと思っている」と印象を口にした。
日本は過去0勝2分け11敗と勝利がないが、実際に現在のブラジルは圧倒的とは言いがたいかもしれない。W杯南米予選では不振に陥り、一時は敗退の危機とささやかれた。5月以降は、欧州5大リーグで優勝経験がある名将カルロ・アンチェロッティ監督の下で戦い、何とか予選を突破。「結構苦戦していて、最強ではないので。全然日本にもチャンスがある」と冷静に分析している。
それでも、昨年の国際サッカー連盟(FIFA)男子最優秀選手のビニシウス(レアル・マドリード)ら世界最高峰の選手が前線にそろう。対峙する可能性がある長友は「ドリブラーとか速い選手が来たときに、ウイングバックでしっかりと守備ができるところが自分の強み。心配していない」と自信。FC東京の本拠地での一戦ということもあり「勝ちたい」と初勝利に闘志を燃やした。