神戸 柏との上位対決痛み分け 得失点差で3位 後半猛攻しのいで勝ち点1守る 主将山川「自信失う試合ではない」

 「明治安田J1、神戸0-0柏」(12日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は柏と0-0で引き分けた。ともに勝ち点54で、得失点差により柏が2位、神戸は3位。町田は横浜FCと1-1で、前節首位の京都は広島と1-1で、ともに引き分けた。

 痛み分けに終わった。神戸にとって、柏との上位対決。互いに決定力を欠き、ゴールが生まれないままスコアレスドローに終わった。シーズン終盤に入って1試合消化の多い神戸は、勝ち点3が喉から手が出るほど欲しかったものの、吉田監督は「ポジティブに考えたい」と受け入れた。

 前半はやや神戸ペースで進んだが、後半は攻勢を強められた。柏のロドリゲス監督が「良いプレーをするには難しいピッチコンディション」と表現するほど荒れたピッチだったが、試合が進むに連れて相手の適応力が増し、ゴールを脅かされた。

 試合終了間際の後半47分にはDF山川が、柏のDFジエゴがゴール前へ送ったクロスに反応。「あそこしかクロスのコースはなかった」とゴールライン寸前でボールをはね上げてクリアし、窮地を救った。

 DFトゥーレルが、7日のルヴァン杯・横浜FC戦のレッドカードで出場停止となり、DF永戸も欠場した中で、総力戦でつかんだ勝ち点1。山川は主将として「全然自信を失う試合ではなかった」と前向きだった。

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