デフサッカー男子代表でパワハラ 監督ら体制刷新へ

 日本ろう者サッカー協会は2日、デフサッカー男子日本代表チームでのパワーハラスメント行為を認定したと発表した。具体的な行為や関わった人物は明かしていない。問題を受けてスタッフなど代表の体制を刷新することになり、吉田匡良監督(42)は6月29日付で退任。選定中の後任は7月中に決まる見通しで、新監督はハラスメントに関する研修を受講する。

 5月の問題発覚後、同協会は代表合宿を延期。外部の弁護士を加えた調査委員会で、選手らから聞き取りを行った。11月に開催される聴覚障害者の国際総合大会「デフリンピック」で優勝候補に挙がる男子代表は、7月下旬に合宿を実施する。

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