神戸新加入のDF永戸勝也「いい思いをしないのは分かっている」最下位に沈む横浜Mから“葛藤”の移籍理由とは?

 横浜Mから移籍し、神戸への貢献を誓う永戸勝也 ©VISSEL KOBE
 横浜Mから移籍し、神戸への貢献を誓うDF永戸 ©VISSEL KOBE
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 横浜Mから完全移籍で神戸に加入したDF永戸勝也(30)が14日、名古屋戦(ノエスタ)の前日オンライン会見に登場した。

 6月1~10日に設けられた特別移籍期間でのシーズン途中の完全移籍。ただ、移籍は難しい決断だった。前所属の横浜Mは4月の福岡戦から7連敗で最下位に沈み、クラブ初のJ2降格危機を迎えている。5月の鹿島戦でようやくの連敗脱出。続く町田戦でリーグ戦の連勝を果たし、復活の兆しが見えたところで、永戸に神戸から移籍のオファーが舞い込んだ。

 横浜Mでは22年の加入後から3年半もの間、主力のサイドバックとして活躍。22年にはリーグ優勝も味わった。J1残留争いにもがく横浜Mから離れることは、「マリノスのサポーターにとって、いい思いをしないのはもちろん分かってました」と苦渋の決断。数日間の葛藤の末に「個人としてまだまだ成長したいと考えたときに、環境を変えることは今まで仙台から鹿島、マリノスに行ったときの実績というか、そこで成長できたのは感じていたので、このタイミングなんじゃないかなと思いました」と新たな環境を求めて、昨季リーグ連覇を果たした強豪での勝負を選んだ。

 左足の精度が高い攻撃的なサイドバックで、22年から2年連続でリーグの優秀選手賞に選出された実績の持ち主。「クロスのところは本当に自分の特長を出せる。守備のところでもサイドの守備は粘り強く常にいこうと思いますし、自分の良さを出せれば」と神戸での貢献を誓い、移籍後初出場の可能性があるホーム名古屋戦へ「個人どうこうというよりは、チームとして目の前の試合に勝つためにフォーカスしたい」と力を込めた。

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