J1神戸・吉田監督は町田の強力前線警戒 武藤ら主力は状態不安も「コメントは控える。いる選手の特長を最大限に」

 J1神戸の吉田孝行監督(48)が19日、町田戦(ノエスタ)を前日に控え、オンライン会見に応じた。

 ホームで迎え撃つ町田は昨季J1で最終節まで優勝を争った強敵。昨季の対戦成績は1勝1分と神戸優勢だったが、FW相馬勇紀や今季加入したFW西村拓真など強力なタレントがそろっている。吉田監督は「呉世勲(オセフン)がターゲットマンとしてはかなり強いのでその周り、セカンドボールの反応が大事になる。相馬選手の裏抜けだったりサイドの仕掛けからのクロスで、中から西村選手が飛び込んでくる。あるいは呉世勲選手もターゲットマンとしてもクロスに対してもいるという中で警戒しなきゃいけないところはいくつかある」と警戒を寄せ、「大事なのはロングボールに対してのファースト、セカンドのところ」とポイントを語った。

 16日の川崎戦で今季初の連勝とホーム勝利を手にし、上り調子の神戸だが懸念点もある。今季絶好調のFWエリキが町田からの期限付き移籍のために出場不可。守備の要であるDFトゥーレルは川崎戦は前半で退き、MF武藤嘉紀は2試合連続欠場など状態面に不安が残る主力も複数。吉田監督は武藤らの状態については「コメントは控えておきます」と明かさなかったが、「いる選手の特長を最大限に生かすような戦力を持っていきたい。(連勝は)終わった話。目の前の試合に勝つというのが大事なので、そのためにみんなで良い準備ができましたし、それを明日の試合で出せれば」と正念場の戦いを見据えた。

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