「明治安田Ｊ１、神戸０－１福岡」（１日、ノエビアスタジアム神戸）

　Ｊ１神戸は３連敗中でリーグ最下位に沈んでいた福岡に敗れて、今季初黒星を喫した。

　神戸はＪリーグと並行してＡＣＬＥに参戦中。中２日、中３日のハードスケジュールで戦い続け、福岡戦が７連戦目だった。開幕前からけが人を抱えていたが、試合でもＭＦ武藤、ＤＦ酒井ら多数の主力が負傷離脱していることもあり、１７歳のＭＦ浜崎が先発デビューを果たすなど、若手中心の布陣で挑んだ。

　しかし、序盤から福岡に攻撃の主導権を握られた。前半３３分には福岡のＦＫからクロスバー直撃のシュートを打たれ、同４０分にはゴール前の混戦で押し込まれて痛恨の先制点を許した。後半開始からＦＷ大迫、ＤＦ広瀬、同１５分からＤＦトゥーレル、ＭＦ扇原と主力を投入。同２９分には福岡のＤＦ上島が２枚目のイエロー累積で退場となるなど、攻勢を強めたが、追いつくことはできなかった。

　２０２２年からリーグ５連勝中で、０１年から１４試合連続無敗を誇っていた対福岡戦の記録がストップ。開幕から４戦未勝利は２０２２年以来と、昨季リーグ連覇の王者が苦しんでいる。