サッカー日本代表ＭＦ久保建英の所属するレアル・ソシエダード（スペイン）が、本来考慮に入れられるはずの国内リーグ成績に関係なく来季欧州大会へ参加する可能性が語られている。スペインの有料テレビ局モビスター・プラスが伝えている。

　今季までのスペインではリーグ１位から４位までが次のシーズンのチャンピオンズリーグ（ＣＬ）、５位がヨーロッパリーグ（ＵＥＬ）、６位がカンファレンスリーグ（ＵＥＣＬ）への出場権を与えられている。来季からはＣＬ５チーム、ＵＥＬへ２チーム、ＵＥＣＬへ１チームと出場枠が拡大する見通しとはいえ、現状で９位のレアル・ソシエダードは圏外になる。それでも現在戦っているヨーロッパリーグで優勝した場合、来季チャンピオンズリーグへ参加することに。また国内カップ戦である国王杯で優勝した場合でもヨーロッパリーグへの出場権を得られる。

　なおレアル・ソシエダードがヨーロッパリーグ、ベティスがカンファレンスリーグで共に優勝した場合は来季前者がＣＬ、後者がＵＥＣＬへ格上げ出場することになり、スペインから最大１０チームが欧州３大会へ出場することになるという。