聞き間違い?ベリンガム退場原因となった英語発言 「私をからかわないで」のつもりが「クソくらえ」と受け取られ…
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが15日のオサスナ戦で退場処分となった件で、同選手が口走った英語での俗語の解釈を巡り見解が分かれている。スペインのスポーツ紙マルカなど複数メディアが伝えている。
問題のシーンは試合の38分のこと。味方選手に対してファール判定があったあと、ベリンガムは審判に近づき「僕は君に対して敬意を払って話している」と話し「ファック・オフ」と付け加えたという。これに対しムヌエラ・モンテーロ主審はレッドカードを提示。説明を求めた主将でクロアチア代表のMFルカ・モドリッチらに対し「私にファック・ユーと言った。あとで確認すると良い」と説明している。
マルカ紙によると、「ファック・オフ」は「私をからかわないで」といった独り言のようなもので、「クソくらえ」といった相手を攻撃する主旨の「ファック・ユー」とは一線を隠すものだという。試合後にメディア対応したベリンガムは「僕は誰も侮辱していないし、ビデオを見ればそれは明らかで、審判に対して直接何かを言ったのではなく、僕自身に言ったこと」だと見解を示している。