横浜M・ホーランド新監督 初陣白星 ACLEで上海申花を下す GK朴「自分の良さが出せた」無失点に抑える
「ACLE・1次リーグ、横浜M1-0上海申花」(12日、日産スタジアム)
東地区の1次リーグ第7戦が行われ、既に決勝トーナメント進出が決まっていた横浜Mはホームで上海申花(中国)を1-0で退け、勝ち点16に伸ばした。神戸と勝ち点で並び、得失点差で首位。FWヤンマテウスが前半にゴールを挙げた。1次リーグは東西12チームずつに分かれて争い、各8位までが決勝トーナメントに進む。
苦しみながら、初陣で白星をつかみ取った。ホーランド新監督が「初戦ということもあって、難しい試合になった」と振り返った通り、序盤から押し込まれる展開。決定機をことごとく外した相手に救われた。辛勝の船出となったが、指揮官は「早く1勝をすることが大事だった。率直にうれしい」と喜んだ。
チームを救ったのはプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたGK朴一圭だ。前半7分、相手の連続攻撃でシュートの雨を浴びる中、最後は至近距離でのシュートを右手ではじき出した。守護神は「相手に流れを持っていかせなかった。自分の良さが出せた」と胸を張った。
昨季はJ1の下から4番目の62失点。キャンプから、課題の守備でマークの付き方など細かく改善をしてきた。3バックの新布陣で臨んだ中、無失点勝利でリーグ戦に弾みをつける1勝だ。