J1町田に新加入のDF岡村大八 中学以来の実家飯パワーで開幕・広島戦“バースデー勝利”だ 対ジャーメインも自信「苦手意識ない」
J1町田は5日、町田市内で約1時間45分にわたって練習を行った。今季、札幌から新加入のDF岡村大八(27)は、16日の開幕戦・広島戦(町田GIONスタジアム)前日の15日に28歳の誕生日を迎える。「自分の誕生日をしっかり自分でお祝いできるようにしたい」と“バースデー勝利”を誓った。
札幌に所属していた昨季までは、誕生日をキャンプ地の熊本で迎え、チームメートから祝福を受けてきた。町田に移籍した今年は都内の実家で年を重ねる。「誕生日が来ると、あと1週間で開幕だってイメージだった」というが、今季は例年より約1週間早い開幕で「誕生日の次の日が開幕かと。早い感じがする」と、変化を実感しているようだ。
前橋育英高時代から寮生活だったこともあり、実家で“開幕”を迎えるのは中学校以来だ。「親も僕も喜んでいます」。できる限り食事を一緒にとり、だんらんを楽しんでいるという。好きなメニューは母親手作りの手羽ギョーザ。「いや~太るんですけどね。帰省したタイミングとか正月に作ってもらってました」と笑顔で明かした。
誕生日の勝負飯としては「手羽ギョーザを食べたらさすがに次の日動けないので」とリクエストはせず、炭水化物多めのメニューで備える。「試合が終わった後にお祝いしてもらいます」と、勝利とともに好物を味わえるよう、全力を尽くす。
この日の全体練習では8種目のサーキットトレーニングなど強度の高いメニューをこなした。それでも「開幕まで1週間ちょっとなので、あれぐらいでキツいって言っちゃダメです。まだまだやらないと」とタフさを見せる。開幕戦の広島は、磐田から昨季19得点のFWジャーメイン良が加入したが「僕はジュビロの試合を完璧に抑えたといっても過言ではないと思うので、特に苦手意識もない」と頼もしく語った。岡村が昨季リーグ最少失点だった“町田の壁”をさらに強固にする。