森保ジャパン 3戦全敗“鬼門”サウジ 初勝利で勢いつける 堂安「状況によって勝ち点1でも」 10日未明キックオフ

 2026年に米国とカナダ、メキシコで共催されるサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の出場を目指す日本代表は、10日午後9時(日本時間11日午前3時)からサウジアラビア代表とのC組第3戦に臨む。チームは試合開催地のジッダで最終調整を行った。最終予選で2連勝スタートを切った日本は勝ち点6で同組首位に立ち、サウジアラビアは同4で2位につける。日本はサウジアラビアに過去10勝1分け5敗。

 中国、バーレーンに大勝して最高のスタートを切った日本が、最終予選C組で最初のヤマ場を迎える。3年前の前回を含め、敵地でのサウジアラビア戦は過去3戦全敗。同組2位につける難敵から鬼門で初勝利を挙げれば、さらに勢いは増す。

 サウジアラビアは世界ランキングではアジア最上位の日本とは差があるが、W杯カタール大会では優勝したアルゼンチンを破るなど地力はアジアでトップクラス。現在はイタリア出身の名将マンチーニ監督が率いている。さらに試合開始の午後9時でも暑さは残り、体力的に厳しい戦いとなるのは確実。堂安が「状況によっては勝ち点1(引き明け)でもOKとなるかも」と言うように、戦況に応じた試合運びが求められる。

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