バルサ、出待ちするファンとの衝突回避のため練習場出入り口の警備強化へ 罵声浴びせられ口論も

 サッカースペイン1部リーグのバルセロナが郊外にあるクラブ総合練習場の出入り口の警備強化のため、地元警察との連携を含めて大幅な見直しを検討しているという。スペインのスポーツ紙マルカが伝えている。

 練習場の出入り口にはファンが集まり、練習を終えて出てくる選手たちを待ち構えるのが日常になっている。選手たちが運転する車をファンが取り囲むことで公道での交通事情に影響が出る恐れがあるほか、ファンが殺到しこれを回避しようと車を動かすことで怪我人が出た例もある。

 また、一部ファンのマナーにも問題があり、複数選手と問題になるケースも。最近ではDFイニゴ・マルティネスが罵声を浴びせられたとして車を降り、ファンと口論を演じた。同施設の出入り口には警備員がいるが、現時点で問題解決には至っていないためクラブ幹部は何らかの対策の必要性に迫られているとしている。

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