横浜Mが敵地で先勝も終了間際に両軍コーチが退場 相手監督には警告でスタジアム騒然 山東に2-1

 後半、チーム2点目のゴールを決める横浜Mのヤンマテウス(左端)=済南(共同)
 前半、先制ゴールを決め、ベンチに駆け寄る横浜Mのアンデルソンロペス(11)
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 「ACL・準々決勝、山東1-2横浜M」(6日、済南)

 クラブ初のベスト8に進んだ横浜Mが、山東(中国)に敵地で先勝した。前半7分、ゴール前のこぼれ球をFWアンデルソンロペスが得意の左足で先制。その後は一進一退の攻防が続き、横浜Mも何度も決定機を外した。それでも後半24分に、FWヤンマテウスがゴール正面のペナルティーエリア外から右隅に決めて、貴重な追加点を奪った。

 後半46分に1点を返されたが、相手の最後の反撃をしのいだ。試合終了間際には激しく競り合ったプレーを巡って、山東ベンチ前に両軍選手やスタッフが集まる混乱も。両軍のコーチにレッドカード、山東の監督にイエローカードが提示されるなど、スタジアムが騒然とした。

 追加点を決めたヤンマテウスは「チームとしてすごくいいパフォーマンスを出せた。もう少し点を取れたと思うが、ホームでもまだ試合がある。絶対にタフな試合になる。しっかりと準備して集中し、きょう以上のパフォーマンスを見せたい」と次戦を見据えた。

 第2戦は13日に本拠地の日産スタジアムで行われる。

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