C大阪新主将に山下達也「セレッソを思う気持ちは誰にも負けない」清武の後を受け悩んだ末に決断

 ミニゲームで汗を流す山下達也(左端)。右端は香川真司
 トレーニングする清武弘嗣
 ミニゲームでボールを蹴る毎熊晟矢
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 J1C大阪が20日、大阪市内のチーム練習場で宮崎キャンプ後初のチーム練習を行い、主将をDF山下達也(36)が担うと発表した。副将は日本代表DF毎熊晟矢(26)、DF進藤亮佑(27)、DF西尾隆矢(22)、FWレオ・セアラ(29)の4人。

 高校時代以来の主将という山下は「最初は断ることも考えたが、小菊監督をずっと信じてやってきて、僕もセレッソを思う気持ちは誰にも負けない」と重責を担う決断を下した理由を説明。「みんなで作り上げて行くものだと思っているので、主将だからとめちゃくちゃ発言するわけでない。最終的に包み込んでうまくいい方向に進むようにする」と話した。

 昨年まで5年にわたり主将を務めた元日本代表MF清武弘嗣(34)からバトンを受け「キヨのやってきた背中をずっと見てきたし、大変な時期もあったと思う。自分も同じようにできるかといったらそうではないので、その辺はキヨに助けてな、と話しながら」と強力を仰いでいくつもりだ。

 クラブ30周年優勝を目指す今シーズンについて「優勝するチームは勝てない時期が少ないと思う。勝利と勝ち点にこだわっていかないといけない」と決意を述べた。

 毎熊は「今年は自分が引っ張りたいと思っていた。アジア杯で経験した強度や質をチームでやれば、それが基準となって周りの選手の基準もどんどん上がってくると思うので意識したい」と代表経験をチームに生かすことを誓った。

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