川崎5連勝!!決勝T進出 悲願のアジア制覇へ5発大勝

 「ACL・1次リーグ、川崎5-0ジョホール・ダルル・タクジム」(28日、等々力陸上競技場)

 第5戦が行われ、I組の川崎はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に5-0で大勝し、同組首位で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。5戦全勝で勝ち点を15に伸ばした。昨季J1王者でG組の横浜Mは敵地で仁川(韓国)に1-2で競り負け、3勝2敗で勝ち点9のまま。

 悲願のアジア制覇へ向けて無傷の5連勝を飾り、グループ1位で2年ぶり決勝トーナメント進出を決めた。鬼木監督は「選手は素晴らしいものを残してくれた。今日のゲームは突破することが一番重要。熱のこもったプレーもあった」と快勝の試合を振り返った。

 開始早々の前半8分にはDF大南の右からのクロスをMF家長が左足で押し込んで先制。後半5分には家長のクロスにFWレアンドロダミアンがボレーシュートで追加点。さらに得点を重ねて5発で難敵を沈黙させた。

 数多くのタイトルを手にしてきた川崎もACL制覇には届いていない。4点目を決めたFW小林は「今までは自分たちのスタイルを意識してきたが、今は相手の嫌がることを徹底してやれている」と違いを語った。

 国内タイトルを獲得する過程で「もっともっと自分自身もアジアにフォーカスしないといけないという思いが強くなってきた」と鬼木監督。アジアの頂点へ、まずは最高の形で次のステージへと歩みを進めた。

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