Jリーグ秋春シーズン移行問題での数カ月間の議論に野々村チェアマン「すごく実りのあるいい時間だった」

 Jリーグは28日、都内で理事会を開き、秋春制へのシーズン移行について、現状の議論の進捗(しんちょく)状況などが報告された。ここまでの議論について野々村芳和チェアマン(51)は「すごく実りのあるいい時間だった」と評した。

 シーズン移行問題について、J1札幌の社長を務めた野々村チェアマンは「自分がチェアマンになることが決まった時から、この話は避けてとれないと思っていた。おぼろげに自分はどうなったらいいのかなと雪国のクラブで社長をやっていたことも含めて考えていた」と思いを語った。

 その上で「話し合いを始めていく中でいろんなステークホルダー、それぞれのクラブの考えを聞くことができた。僕も他の人たちもすごく理解が深まったかなと思う。見えていなかった課題や日本のサッカー、Jリーグが抱えている課題を発見できたこの数カ月だった」と振り返った。

 今後も議論を進め、12月14日の実行委員会で60クラブに賛否を問い、同19日の理事会で移行か否かが決定する予定。野々村チェアマンアは「結論がどうなるかは来月以降にはなるが、すごく実りのあるいい時間だった。日本のサッカー、Jリーグが果たしていかなきゃいけない社会的な役割も多くのみなさんと足並みそろえることができつつあるのはすごく良かった」とした。

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