なでしこ 2戦連続完封勝利 先発9人変更も序盤2得点→互いの思惑一致で追加点狙わず

 「女子パリ五輪アジア2次予選、日本代表2-0ウズベキスタン代表」(29日、タシケント)

 C組は第2戦の2試合が行われ、世界ランク8位の日本代表「なでしこジャパン」は、同50位の地元ウズベキスタンと対戦し、DF南萌華(ローマ)、FW千葉玲海菜(千葉)の得点により2-0で勝ち、2連勝とした。11月1日の最終戦でベトナムと戦う。もう1試合はベトナムが3-1でインドに勝ち1勝1敗。インドは2連敗。A~Cの各組1位と、2位のうち成績上位の1チームが来年2月の最終予選に進む。

 想定通り、優位に試合を運んだ。前半10分。DF遠藤のコーナーキックに南がヘディングで先制点を奪った。同15分には千葉がペナルティーエリア内でボールを受けると、左足で追加点を決めた。

 7-0で大勝したインド戦からは先発9人を変更し、現地合流だった海外組も起用。ただ、この試合では日本の2点目以降、大量失点を避けたいウズベキスタンが極端に引いて守り、2-0のまま前半を折り返した。

 ウズベキスタンが組2位で最終予選に通過すれば、日本はA組1位が濃厚な強豪オーストラリアとの対戦を回避できる。互いの思惑も一致し、積極的にボールを奪いにこなかった相手を見極め、無理にはゴールに向かわず後半も時間を進めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス