「親善試合、神戸0-2バルセロナ」(6日、国立競技場)
今夏で神戸を退団する元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(39)は後半36分までプレーし、途中交代。万雷の拍手の中、ピッチに一礼し、盟友の抱き合ってねぎらわれた。試合後はピッチを1周。国立4万7335人に別れを告げると涙がこみ上げた。
試合後は「本当にこのスタジアムでバルサと試合できたのはとても特別なこと。ピッチに立ってプレーを楽しむことができたのは素晴らしい1日だった。ファンの皆さんにも喜んでもらえた」
前半2本のシュートは惜しくもゴールはならず。それでも古巣相手に存分に衰えぬ技術を見せつけた。
「この試合は日本のサッカーファンに別れを告げる場。自分に示してくれたリスペクトと愛情に恩返しする場と考えていた。それが達成できて喜んでいる」とかみしめた。
シャビ監督には「特別な日にバルサが来てくれたことに感謝を告げた」と言う。バルセロナは4日のリーグ最終戦後に東京に直行。「24時間ないうちに帰るけど強行スケジュールできてくれた。心から感謝している」と、感無量だった。
神戸に移籍し5年。「自分が残そうと思ったものはピッチの中、外でも情熱、リスペクトに従って、すべてを出し尽くすよう心がけた。それがファンに伝わっていれば、恩返しできた。いい思い出だったりを残してくれていたらうれしい」と、笑みを浮かべた。