川崎・シミッチ オウンゴールで決勝点を献上「見えていなかった」

 後半、オウンゴールで浦和に勝ち越しを許し、肩を落とす川崎・GK鄭成龍
 浦和に敗れ、肩を落とす川崎イレブン
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 「ルヴァン杯、浦和2-1川崎」(24日、埼玉スタジアム)

 天国から地獄-。川崎のMFシミッチが先制点のアシストを決めるも、後半に自らのオウンゴールで決勝点を献上。リーグ戦からのチーム3連敗に厳しい表情を浮かべた。

 前半3分には自らのパスからMF瀬川が先制点を挙げ、良い形で試合をスタートした。だが、その後は浦和が主導権を握る展開が続き、同点で迎えた後半44分に相手の右からの低い弾道のクロスが自らの足に当たりゴールに吸い込まれた。

 「正直、ボールが低くて、あのタイミングで見えていなかった。反応することすらできず、ボールが(ゴールに)入ってしまった」と視線を落としたシミッチ。それでも「次を考えてやっていきたい」と必死に前を向いた。

 これでリーグ戦からチームは3連敗。ルヴァン杯のグループリーグ突破は厳しい状況だが「勝たなければいけない試合で結果はこうなっている。切り替えてやらなければいけない。自分たちがやるべきことを、もう一度しっかりとやって、連勝ができるように準備していきたい」と自らを奮い立たせるように話していた。

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