J1神戸・吉田監督 INACとWヘッダーに気合「神戸を盛り上げる、互いに刺激」

 J1で首位に立つ神戸が28日、神戸市西区のいぶきの森球技場で湘南戦(29日・ノエスタ)に向け調整し、練習後、吉田孝行監督がオンライン取材に応じた。

 前節22日の横浜M戦で2-0とリードしながら逆転負け。今季は6勝2敗1分けの勝ち点15で第10節を首位で臨む。「連敗しないことがかなり大事。(3月11日に)浦和に負けた時もチーム全員で集中してと言い合いながらやった。ホームで連敗はサポーターも納得がいかない。一緒に喜び合いたい」と、必勝出陣だ。

 湘南はリーグ11位ながら18得点は神戸の19得点に次ぐ2位。堅守でいかにFW町野修斗を中心にした攻撃力を封じるかが鍵を握る。

 同日はJ1で初の試みとなるWEリーグとのWヘッダー。神戸-湘南の試合の後、同じ神戸のプロサッカーチームで女子のINACが19時からノエスタで仙台戦を行う。

 INACの朴康造監督は滝川二高、神戸の後輩。吉田監督は「同じ地域で神戸の街を盛り上げる。いい企画だと思う。お互い刺激をもらう」と一層の気合。ともに優勝争いを演じており、勝利でバトンをつなぎたい。

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