メッシ復帰に「ファンタスティック」 バルサ会長はノーコメントもアトレチコ会長が歓迎
サッカーアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン=PSG=、仏)のスペイン1部リーグ・バルセロナ復帰の可能性が語られている最中に、ライバルの一角になるアトレチコ・マドリードのエンリケ・セレッソ会長が、メッシのスペイン復帰を歓迎するとした。バルセロナを中心に展開するスポーツ紙エル・ムンド・デポルティボ紙が伝えた。
23日のリーグ、バルセロナ対アトレチコ・マドリード戦を前に、両クラブの会長や幹部が顔を合わせた昼食会があり、集まった取材陣に話した。セレッソ会長は「私はメッシがリーガ・エスパニョーラへ戻るとすればファンタスティックなことのように見える。同じようにクリスティアーノ・ロナウドも。二人ともプレーを続けていて、戻れるとすればファンタスティックなことになるかもしれない」としたという。
一方、メッシ復帰の可能性を探る当事者バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は「今日私がするのはセレッソ、アトレティコの幹部と食事で一緒になることだけ」と、メッシの話題を避けた。
同紙によると、バルセロナはスペインリーグ機構に対し選手年棒総額(サラリーキャップ)の削減を含むクラブ再建計画を提出しなければならず、これが承認された時点でメッシに対して獲得オファーを提示することができる。現状では今季限りでPSGと契約が切れ自由契約選手となるが、PSGはメッシが残留するよう働きかけを続けているという。





