開幕3戦未勝利のC大阪 小菊監督「一つの試合で一気に好転」2017年同様ルヴァン杯から逆襲へ

 JリーグのYBCルヴァン杯が8日に開幕する。J1C大阪は7日、FC東京戦(ヨドコウ)に向けて調整し、小菊昭雄監督がオンライン取材に応じた。

 V争い候補の一角と目されながらリーグ戦は1分け2敗と調子が上がらない。ルヴァン杯で何とか浮上のきっかけをつかみたい。

 監督が前節、浦和戦で逆転負けを喫した後、選手に訴えたのは2017年の逆襲劇だった。同年も開幕から3試合未勝利からルヴァン杯での快勝をきかっけに急浮上。リーグ戦は最高位3位に入り、ルヴァン杯、天皇杯の2冠を獲得した。

 「天皇杯、ルヴァンを取って、ACLにも出場できて、ここ最近では一番素晴らしいシーズンだった。その時も(最初は)苦労した。そんな中、ルヴァンカップでマリノスに勝利して、そこからぐんぐん右肩上がりにチームは成長していった。素晴らしい経験で刻まれている」と、監督は鮮明な記憶に残る。

 当時を知らない選手も多く、改めて選手と思いを共有した。「あの年と同様、思ったスタートではないけれどあの年のように飛躍できる。選手、チームの団結力の強さは非常にいい。自信になるようにあしたから再スタートを切りたい。生みの苦しみがあったからこそ全員で成長できた。一つの試合で一気に自信になり好転する」と、ルヴァン杯初戦に向け並々ならぬ決意を込めた。

 チームはルヴァン杯2年連続準優勝。「三度目の正直、リベンジしたい思いがあるし、まずはいいスタートを切れるように。もう1度、あの(決勝の)舞台に戻りたい」と、指揮官は意気込んだ。

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