日本サッカー協会 東京Dシティにサッカーがコンセプトの複合施設 23年秋開業へ
日本サッカー協会(JFA)は2日、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長の落合陽一氏が監修・一部制作のもと東京ドームシティ内に、サッカーの体験型コンテンツやデジタル展示、サッカーがコンセプトの飲食エリア等を有した複合施設を23年秋に開業すると発表した。
“サッカー文化創造拠点”の構想検討プロジェクトとして「『未来』につなぐ、コミュニケーションと創造の場」がコンセプト。人々の心身康への寄与、社会とのつながりの創出を目指したエリア機能を持ち、それを具現化する多様なコンテンツ、イベントの展開を検討していく。
施設全体の空間監修などで落合陽一氏の参画のもと、よりサッカーの『未来』を感じられる空間設計を目指すという。
JFAの宮本恒靖専務理事は「東京ドームシティは年間4000万人ぐらいが集まる。今までサッカー応援してくれてきた人もそうだが、W杯を見て関心を持ったような人や、修学旅行生も多く集まる場所なので、そういった人たちに届くものを作ることができれば」と狙いを説明した。
落合陽一氏も「地場の良さとデジタル技術の融合で今までにないさまざまな年齢層が楽しめ、熱量が伝わるデジタルサッカーミュージアムの構築を目指しています。熱狂と団欒(だんらん)と身体性とデジタルが共にある場所を創る。皆さまぜひ楽しみにしていてください!」とコメントした。




