野々村チェアマン「熱量のあるスタジアムを取り戻さないといけない」2・11から声出し応援可能に
サッカーJリーグの野々村芳和チェアマン(50)は31日、理事会終了後の会見で、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインの改定により観客上限100%での声出し応援が可能となったことに関しての思いを語った。
2月11日の富士フイルムスーパー杯(東京・国立)から、観客上限100%でマスク着用での声出し応援が可能となるが「去年4月から準備してきたものが、一応100パーセントで声を出す人が入ってもらえる状況になったのは良かったなと思う」と話した。
野々村チェアマンは「熱量のあるスタジアムを取り戻さないといけない。強化という側面からも、多くのサポーターの熱量がある場所で選手たちにプレーしてもらうということが一番の近道」とコロナ前の姿へ戻すために、強い思いを示した。
政府が5月8日から、感染症法の位置づけを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることも踏まえて「5月8日が一つのポイントにはなると思うが、それに向けていろんなことに慣れていく環境をどう作っていくか。元に戻っていく中で、サッカーが社会の一助になれるようなことはやらないといけない」と話した。