「全国高校サッカー選手権・２回戦、青森山田１－０広島皆実」（３１日、ニッパツ三ツ沢球技場）

　４大会連続で決勝に進出している青森山田が１－０で広島皆実に勝利し、２連覇へ白星発進とした。

　前半は試合のペースを握り、攻め込みながら得点を奪えず０－０で折り返した。スコアが動いたのは後半６分。左サイドからのフリーキックをＦＷ小湊絆（３年）が頭でボールのコースを変えると逆サイドに入っていたＤＦ三橋春希（３年）がヘディングで押し込み先制点を決めた。

　先制点後はさらに優位に試合を運び、追加点とはならなかったが、チャンスも作り出した。守備でも相手に決定機を与えず無失点で終えた。

　今大会からＪ２町田の監督に就任が決まった黒田剛氏は総監督としてベンチに入り、チームを支えた。監督は正木昌宣ヘッドコーチが引き継ぎ指揮した。２６大会連続２８回目の全国高校選手権出場の強さは健在で優勝経験のある広島皆実に勝ちきった。