24年からJ1クラブ数を18から20チームに 野々村チェアマン「フラットに競争する段階」
Jリーグは20日、東京都内で理事会を開き、2023年以降の大会方式などを承認した。
24年シーズンからJ1のクラブ数を18から20チームに増やすなど、J1~J3を20チームで統一することを決めた。J1のクラブ数増加は、21年の新型コロナウイルスの影響による特例措置を除けば、05年以来19年ぶりとなる。J1の下位3チームがJ2に自動降格。J2は上位2チームがJ1に自動昇格し、3~6位による昇格プレーオフを勝ち抜いた1チームが昇格する。
23年シーズンはJ1からJ2への降格を1チーム、J2からJ1への昇格を3チームに増やしてクラブ数を調整する。
Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)は記者会見で「10年後トップになる可能性のあるクラブが20くらいある。(クラブ数を)絞り込むより、もう一度フラットに競争する段階」と、リーグ構造の大改革に踏み切った理由を説明した。