J1神戸のFW藤本憲明(33)が6日、天皇杯準々決勝・鹿島戦(7日・ノエスタ)に向けてオンライン取材に応じた。負傷での長期離脱から復帰を果たしたばかりの点取り屋は「勝利とゴールで恩返しできたら」と力強く宣言した。
オンライン取材に登場した藤本は「今季初のスタメンで出られればいいかなという気持ちはあるんで。相手も鹿島、天皇杯というのもあるし。鹿島キラー、天皇杯男というのは内緒にしておいてください」と笑顔で話した。大けがを乗り越え、ようやくピッチに帰ってきた。
昨季途中から期限付き移籍していた清水で負った古傷を、3月10日の練習中に再度痛めた。右大腿直筋近位腱断裂で手術を行い、全治6~7カ月の見込みとの診断されていた。
リハビリを克服し、3日の京都戦(サンガS)の後半40分から出場した。「復帰できたのはヴィッセル神戸の皆さん、サポーターのおかげだと思っているので。勝利とゴールで恩返しできたらなと思います」と準決勝進出を誓った。
“鹿島キラー”として知られる。J1大分に所属していた19年の開幕戦(カシマ)では2ゴールを決めて金星をつかんだ。同年夏に神戸に移籍。11月の鹿島戦(カシマ)で移籍後初ゴールを決めた。神戸が初タイトルを獲得した20年元旦の天皇杯決勝・鹿島戦(国立)でも得点を決めている。
負傷中もクラブハウスやロッカーでは努めて明るく振る舞ってきたが、今季チームは低迷。「まあ単純に練習中もピッチに僕がいなかったからかなと思います」。今後はプレーも含め、ピッチでチームに活力を与えていく。「結局、結果なのでこの世の中。結果を一番見るというか、みんなが喜んでくれる。いかに僕がロッカーで騒ごうが、結果を出せなかったら意味がない。サッカー選手である以上、こだわっていきたい」と勝利にこだわる姿勢を強調した。