J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)での敗退が決まった準々決勝・全北(韓国)戦後の22日深夜に自身のツイッターを更新。メンバー外としてACLの敗退を迎えたことについて思いをつづった。
イニエスタはいつものようにスペイン後と日本語でツイート。「サポーターの皆さん、いつも信じて、応援してくれてありがとう。悲しい気持ちがあるけど、リーグ戦の残り試合を一生懸命頑張ろう! バモス、@visselkobe!」とつぶやいた。
「アジアNo.1クラブ」という壮大な目標を掲げる神戸は、ACLを重要視してきたが、1回戦の横浜M戦(埼玉)から中3日で迎えた全北戦では、スタメン7人を入れ替え。主力を温存したターンオーバーともいえる不可解な陣容で臨んだ。21日の公開練習を欠席したイニエスタやFW大迫はベンチ入りからも外れた。
これについて吉田孝行監督は「勝っても3日後に試合。ましてやキックオフは夏の暑さの16時。3試合全部勝つことを前提に考えた時、スタメンを入れ替えた方が良いという自分の判断」と説明。イニエスタについては「足の状況を見て判断しました」と負傷のためにベンチ外としたことを明かした。
勝てば中2日で迎える準決勝に向けて、大胆なターンオーバーが成功したともいえたが、勝負どころでの切り札投入もなく、延長戦の末に1-3で韓国王者に力負け。スタンドで大迫らと試合を観戦したイニエスタは終盤、座席に座ることもなく立ちっぱなしでチームの勝利を信じたが、思いは届かなかった。
今回のACLで、イニエスタは結局、プレーオフのメルボルンV(オーストラリア)戦、1試合の出場にとどまった。「アジアNo.1クラブ」を目指すプロジェクトに共感し、前回出場した20年のACLでは右太ももの手術を強いられる代償を負いながらもベスト4進出に貢献した。人一倍強い思いを持つ大会でもあった。
敗退が決まった以上、リーグ戦での残留を目指すほかない。現在、プレーオフ圏の16位。残り9戦、J1残留をつかみ取ることができれば、この不完全燃焼の敗戦も少しは理解できるものとなるだろう。