W杯 攻撃陣メンバー争いがし烈!西村は前からの守備と2列目からの飛び出しが特徴

 サッカーW杯カタール大会の開幕まで12日で100日となった。

 海外組を含めた日本代表では攻撃陣のメンバー争いがし烈だ。システムは主に4-3-3。FW西村拓真(25)=横浜M=はこれまで最前線のトップやウイングでもプレー経験はあるが「それだったらシャドーしか見当たらない」と、中盤の前寄りのポジションとなるインサイドハーフを想定した。

 W杯アジア最終予選の同ポジションは、ボランチが本職だった田中、守田の2人で主に組まれた。6月の代表活動では原口、鎌田、久保建らがプレー。いずれも海外組との争いになるが、西村は「タイプは全く違う。その人たちと比較すべきではない。今の代表で出ている選手が基準という訳ではない。自分には自分の特長があって、求められたらそれを出せばいい」と必要以上に意識はない。

 4-2-3-1であれば普段の所属チームでも慣れたトップ下でプレーできる。「守備で前からのプレスは特長。2列目からどんどん出ていくことも大事にしている」と西村。アグレッシブなサッカーを展開する横浜Mで、森保監督が大事にしてきた攻守の切り替えも磨かれている。

 ◆過去のW杯における日本代表の主な逆転メンバー入り 2006年ドイツ大会ではメンバー入りは厳しいと思われていたFW巻誠一郎(千葉)が直前の強化試合で好プレーを見せ、負傷を抱えていた主力のFW久保竜彦(横浜M)が選外となったこともあり本大会メンバーに滑り込んだ。14年ブラジル大会では、代表から約2年遠ざかっていたFW大久保嘉人(川崎)が、2013年シーズンでリーグ得点王に輝き、2014年シーズンも直前の強化試合などでアピールするなどしてメンバー入りした。

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