J1横浜M 山根陸「気負うことなく緊張しすぎず」ルヴァン杯準々決勝・広島戦へ
J1横浜MのMF山根陸(18)が8日、オンライン取材に応じ、ルヴァン杯準々決勝第2戦の広島戦(10日、ニッパツ)に向け「普段通り何も気負うことなく緊張しすぎずできればいいと思います」と語った。
第1戦では広島にアウェーで1-3と敗れ先勝された。勝ち上がりのためには敵にアウェーゴールを許さないことが重要になる上、2得点以上は必要となる。第1戦で途中出場していた山根は「広島は対策してきていると感じる」と振り返る。ただ、「そういった中でも自分たちのサッカーをやり続けるメンタリティを持つことが大事だと僕自身も選手みんなも共通認識として持っている」と追い込まれてもマリノスのサッカーを貫く。
横浜M下部組織出身の山根自身はルーキーだが天皇杯、ルヴァン杯だけでなく、リーグ戦でも途中出場が多いながら6月以降は8試合連続出場中。過密日程の中で若手の力も重要となる。山根は「自分は若手という立場ですけど、日常から見本となる先輩たちばかりを見てきているので、より多くのものを吸収できていますし、普段の練習が自信になっています」とリーグで首位を走る横浜Mで過ごすからこそ、大きな成長につながっている。
「アカデミー時代に何度も見ていた」というニッパツ三ツ沢球技場でのプロ入り後初の公式戦。山根は「そういった舞台に立てるのはうれしいです。でも舞台に立つことが全てではなく、活躍して勝つことが大きな喜びにつながる」と意気込んだ。