日本代表 負傷離脱の宮市亮「まだまだ長い道のり」サポーターへ涙で感謝

 試合後、スタンドからのサポーターの声援に感極まる横浜M・宮市(右から2人目)
 試合後、宮市(左から3人目)を迎えて応援メッセージが書かれた横断幕を掲げる横浜Mイレブン
 試合後、背番号「17」のユニホーム姿のイレブンに囲まれる横浜M・宮市(中)
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 「明治安田生命J1、横浜M2-0鹿島」(30日、日産スタジアム)

 東アジアE-1選手権の韓国戦で右膝前十字じん帯断裂を負った横浜MのFW宮市亮(29)が試合後にサポーターへあいさつした。

 「ありがとうございました。こんなサプライズをしてくれているとは思っていなかったので本当にうれしいです。何よりもみんなが素晴らしいプレーを見せてくれたので、それに尽きると思います。サポーターの方も素晴らしい声援ありがとうございます。まだまだ長い道のりがありますけど、またみんなで頑張っていきましょう」

 涙を浮かべながら感謝の言葉を述べた。試合前にはサポーターから「トリコロールの宮市亮 再びピッチで輝け 待ってるぞ」と横断幕を掲げられた。

 この負傷以前にも両膝の前十字靱帯断裂などの度重なる大けがを乗り越え、宮市は国内組のみで構成された今月のE-1選手権で10年ぶりA代表に復帰。27日の韓国戦で後半14分から途中出場し、敵陣ゴールライン付近で相手と交錯した際に右膝を痛め、同33分に負傷交代していた。

 試合は横浜Mがエウベルや岩田智輝の得点で2-0で勝利。2位鹿島との勝ち点差を8に広げた。

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