PSG練習に遠く及ばず E-1開幕戦は観衆4980人 鹿島社長「危機感しかない」

 日本対香港の試合を行われたカシマスタジアム(撮影・堀内翔)
 日本対香港戦が行われたカシマスタジアム(撮影・堀内翔)
 パリ・サンジェルマンの練習を見つめる大勢の観客=18日
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 「東アジアE-1選手権、日本6-0香港」(19日、カシマ)

 男女ともに開幕し、4大会ぶりの優勝を目指す男子日本代表は香港に6-0で大勝したが、「声出し応援エリア」が設置されたにもかかわらず観衆4980人にとどまった。

 カシマスタジアムを本拠地とするJ1鹿島の小泉文明社長は試合後、自身のツイッターを更新し、「観客数は4980人。当然ご来場頂いたサポーターの方々には感謝ですが、カシマだから、火曜だから、香港が相手だからと言い訳せずに協会やリーグと今の代表人気を考えないとサッカー人気の停滞は本当に危機感しかないですね。一生懸命プレーしてる選手のためにもやるべきことがあります」とつづった。

 続けて「ちなみに、昨日のPSGの練習は有料で1万人以上、カシマスタジアムでの水曜のカップ戦でも今日以上入ってます。協会とリーグでもっと距離感近く危機感を共有したいですね」と投稿。18日に東京・秩父宮ラグビー場で行われたフランス1部の強豪パリ・サンジェルマンの有料公開練習には1万3370人が詰め掛けたこともあって、複雑な思いを吐露した。

 小泉社長の投稿には多くのファン、サポーターが反応。「鹿島アントラーズからひとりでも選出されていたら観戦しに行ったんですが…」「横浜F、川崎、広島から複数人を選出し、鹿島や他のチームからは0人」「選手は10年前よりもレベルアップしてるけどチームとして強さとか魅力とか全てが後退してると思います」などといった声が集まっている。

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