FC大阪 アウェーで痛い2敗目 次節6・19花園第1グラウンドで注目の鈴鹿戦

 「JFL、神楽しまね3-1FC大阪」(12日、島根県立サッカー場)

 JFL第11節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はアウェーで1-3で敗戦。今季2敗目を喫し、7位に後退した。

 梅雨入り直前、快晴の中行われた一戦。FC大阪は勝って、混戦のリーグ戦での上位争いをキープしたい。GK桜庭、DF斉藤、山崎、MF前田、禹、FW渋谷と前節からスタメン6人を入れ替え、フレッシュなメンバーで挑んだ。

 前半、出足よくボールをつないでいく。再三相手陣内で攻撃を繰り広げるが、ラストパスの精度や相手の粘り強い守備で得点を決めることができない。すると前半ロスタイム、前線でボールを失うと、スペースにロングボールを入れられ、GKと一対一の場面を作られる。ここは桜庭がなんとかゴールの外に追いやるが、しまねMF加倉に中に折り返され、最後は飛び込んだFW堀田に先制点を決められた。

 まずは同点にしたいFC大阪。しかし開始直後の4分、DF谷口の中途半端なクリアボールを拾ったしまね加倉にドリブルでゴール前まで運ばれ、最後はMF川中に追加点を許した。

 19分、FC大阪は相手ゴール前でのFKのチャンスを得ると、禹は途中出場のFW宇高へパス。宇高がクロスボールを送ると、DF岩本が合わせて1点差に詰め寄る。

 この後も宇高を中心に右サイドからチャンスを演出したが、有効なシュートが放てない。すると33分にカウンターからしまねFW谷尾に重い3点目を決められた。相手より2本多い10本のシュートを放ったが、枠を捉えることはできず、そのまま試合終了。リーグ戦としては第2節以来の敗戦を喫した。

 東大阪市をホームタウンとするFC大阪は19日の次節・鈴鹿ポイントゲッターズ戦で初めて花園ラグビー場第1グラウンドを使用する。同会場での全国リーグのサッカー公式戦は99年5月8日のJ1・C大阪-名古屋以来23年ぶりという大一番に弾みをつけたかったが、痛いアウェーでの黒星となった。

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