乾貴士 C大阪への思いつづる「ほんまにセレッソが大好きやったし、このチームでやりたかった」
元日本代表MF乾貴士(34)がJ1C大阪との契約解除発表から一夜明けた10日、自身のインスタグラムを更新。「これだけは言っておきたかったので投稿します」とC大阪に対する思いをつづった。
乾は「たくさんのメッセージありがとうございました」とあいさつし、「その中でこれだけは言っておきたかったので投稿します」と記した。
メッセージの中にはシーズン途中での退団に対する厳しい意見も当然ある。これに対し「俺はセレッソでプレーするのが嫌とか、セレッソへの想いがそんなもんやったのかと言われてますが、それは違います。自分の中ではセレッソでもちろんまだまだプレーしたかったし、セレッソでタイトルとりたかったです。でも、監督や森島さんと何度か話し合って、それができないとゆう決断をするまでにほんまに苦渋の決断でした。でも、ほんまにセレッソが大好きやったし、このチームでやりたかった。これが自分の気持ちです」と胸の内を明かした。
そして今後について触れた。「ただ、俺はやっぱりサッカーが好きやし、子供達はじめ、色々な方々に俺のプレーを見てほしい。そして、自分自身がもう一度サッカーを思いっきり楽しんでやりたい思いで決断しました!!わかってくださいとは言いません」。今回の契約解除により、移籍して他クラブでプレーすることになる。最後に「ただ、セレッソのためにやってきて、セレッソを強くしたかった気持ちは全く嘘じゃないです」と強調した。そしてメンバー全員が笑顔の試合後の集合写真を投稿した。
昨年8月に10年ぶりにC大阪に復帰した乾は今季クラブの象徴となる背番号「8」を継承したが、4月5日の柏戦(ヨドコウ)でチーム規律・秩序を乱す行動が確認されたとして6試合出場停止のクラブ独自処分を受けた。処分解除後も練習に復帰することなく、副将を務めた今季はリーグ戦わずか5試合の出場での退団となった。