J1神戸 徳山社長&永井SD 三木谷会長の現場介入の指摘について否定「いわゆるうわさ」

 J1神戸が14日、神戸市内でサポーターとの意見交換の場となる「サポーターカンファレンス」を開催。オンライン参加した三木谷浩史会長(57)は冒頭にあいさつのみで退席。現地で約2時間、サポーターからの質問に対応した徳山大樹社長(33)と永井秀樹スポーツダイレクター(51)は三木谷会長の現場介入があるのかと問われ、これを否定した。

 カンファレンスでは三木谷会長の現場介入に関しての質問も出た。ポルトガル語とスペイン語ができるという男性サポーターは19年4月にフアンマヌエル・リージョ監督が退任後に話をしたという。その際に「首にされた。あれだけ口を出すオーナーは初めて。東南アジアにしかそういうクラブはないと思っていたと言われ、僕はすごく恥をかいた」と話した。そして永井SDにそれを承知の上で就任したのかと尋ねた。

 これに対し永井SDは「自分に関しては一切そういう心配はなかった。むしろ三木谷さんに関しましてはイニエスタ選手を日本に連れてきたり、ヴィッセルのため、日本サッカーのためにご尽力されている。端から見てすごいなという尊敬しかなかった」と答えた。「今現在、オーナーが現場介入、そういうようないわゆるうわさに近いところに関しては自分に関してはない。今後も自分だけで決断できない時には話し合いを重ねた上での決断になると思っています」と現場介入をうわさだとした。

 この件については徳山社長も「個人名が出たことに驚いた部分もある」と補足。「少なくともサッカーということにおいて決断をするのは現場が主導するべきですし、その点について会長が介入するといううわさされていることはございません」ときっぱり否定。「当然ながら三木谷オーナーはヴィッセル神戸に強い思いを持っている。我々が提案したものを報告するのは当然のこと。そういった中で何か彼が決めたことで全部が動いているなど、もし誤解があるようなら補足したい」と強調した。

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